起業・ビジネス

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日本の町工場の技術力にとって本当は円高は驚異ではない

富士通がとうとう海外からの部品調達を止めた。なぜか。それは部品の制度の問題である。メイド・イン・ジャパンに勝る精度の部品はないからである。もうコストではない。「価値」が重要なのである。「価値」とは品質である。いくらコストが安くても「価値」のない製品は必要ないのである。極端な話、いくらコストが安くとも中国製の毒入餃子は誰も買わないのである。まして、今の「価値」現在の通貨で評価されている。以前の記事にも書きましたが、現在の通貨は、本来の通貨に役割を果たすことができていない。貨幣経済は崩壊に近い状態である。資本主義経済が始まって以来、これほど通貨に対する信用がなくなったことは無いのではないだろうか「価値」を評価するのはもう通貨にはできないと感じる。「価値」を評価するのは人間である。これほどまでに通貨に対する信用をなくさせてしまったのは、マネーゲームにいそしんで金融機関(リーマンブラザーズの筆頭に先進諸国の銀行)の責任である。日本の銀行にも大きな責任がある。彼ら自身、日本の中小企業の技術力の「価値(新規性・将来性)」を評価する能力するがないのであるだから本当に優秀な技術を持つ中小企業に対して、...
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ネットビジネスで稼ぐという幻想は捨てましょうよ

ネットビジネスで稼ぐ!情報商材で月収50万ほったらかしで月収100万年収5000万円を稼ぐ方法を教えますこんな文言が最近のネット上に飛び交っている。奥にするといい加減にしてくれ。という感じである。IT業界に10年以上もいると、ウソ(できるわけがない)が透けて見えるのだ。というよりも、普通に考えてこんなうたい文句を信じる方がおかしい。世の中そんウマイ話があるわけない。そんなにもうかるんだったら、なんで必死でネット広告を打つわけ?そんな有効な情報は普通は隠す儲かる情報ほど隠すのがもの道理である。自然の姿である。重要な情報は外部には絶対にに漏らさないようにするのがビジネスである。この情報がしてる奴に限って、ワンルームマンションでパソコン1台でコンビニ弁当を食べながら1発儲けてやろうといい加減なホームページをシコシコと作っているような連中ばかりである。僕は経済学者ではないか、自然体で経済を眺めてみればわかるものであると思う。産業なくして経済が成り立つわけがない。情報の売買だけで経済復興するわけがない。現にリーマンショックが世界経済に何をもたらしたかを見れば一目瞭然である。ありとあらゆる債務や債...
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マッチング成功第一号!

マッチング成功第一号だ!中国遼寧省への水質浄化プラント導入と台湾への海水淡水化(正しくは海水飲料水化)プラントの導入だ!中国遼寧省への水質浄化プラント導入は巨大プロジェクトだ。まだどこの企業の技術かはオープンにできないが、決まった!今後、中国でなく、大陸の国家は間違いなく、水問題に直面する、今後どんどん、水平展開できていくだろう!去年の10月に、僕の思いつきで始まったことがこんなに大きなプロジェクトになってしまった。周りの皆おかげだ。感謝!感謝!感謝!感謝!ここまでできると思わなかった、うれしいやら、恐ろしいやら・・27日は某大手新聞社の取材だ。きちんとプレゼンテーションできるだろうか。ちょっと心配。
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雇用の創出こそ企業の社会的責任

いつの間にか雇用の創出が僕の「志」になってしまった。現在進めているNPO法人の活動内容は日本のモノづくり産業の海外進出、海外への販路開拓の支援ですが、地域の産業を活性化させることが、ひいては雇用創出につながる。健常者の頃やっていた伝統工芸品の海外向け販売についても、伝統工芸産業が最も困っているのは後継者不足だった。国内のマーケットは、日本の伝統工芸品には見向きもせず、少子化高齢化し、マーケットは縮小する一方でした。そんな中でいくら若者に検討工芸技術を身につけて、伝統工芸産業で働こうと思っても、売りが低迷する中では十分な給与も払うことができない、ましてや後継者育成などしている余裕もない。若者は若者で、その伝統工芸産業に未来を感じないから、厳しい修行に耐えてまで、頑張ろうという意欲もない。完全に悪循環であった。僕は少しでも海外に販売されることによって、売上が上がり、未来に希望をもつことができ、伝統の技を継承することができれば嬉しいと思っていた。それはなにも現行伝統工芸品だけではなく、現代のエンジニアリング技術でも同じである。日本の技術力を底辺で支えているのは中堅中小企業の職人さんの匠の技で...
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円高下においても海外輸出取引にメリットはあり!

円高下においても海外輸出取引にメリットはあり!現在のような超円高下ではとても海外輸出なんてコストが合わない赤字になると考えるのが普通ですが、一つだけ海外取引の大きなメリットがあります。それはLC決済です。日本の多くの中小企業は大企業との取引決済の場合、(日本の悪しき決済慣習である)手形で支払われる場合が多いです。(IT系の産業では少ないと思いますが・・)90日手形や120日手形なんかで代金を支払われものなら、これはたまったもんじゃない。キャッシュフローがどんどん悪化する。手形割引などを重ねると資金繰りが見えなくなってしまう。僕は中小企業の資金繰りをする上で手形決済と銀行からの長期借入がキャッシュフローの癌になると考えています。長期借入金は使途が明確でない場合がほとんどであるため、当然返済原資も不明確になってしまいます。これを続けていると、余程丁寧で正確な経理処理と毎月のキャッシュフロー管理でもしない限りキャッシュフローが見えなくなってしまいます。そして気が付いたら、大出血状態で、資金不足で手遅れ・・そして倒産。。売上等に対する以外の入金が明確な状態での運転資金のための短期借入であれば、...
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障害者になってからの方が世界が広がっている!

障害者になってからの方が世界が広がっている!今度はニューヨークの日本人が僕が進めようとしている事業に協力したいというオファーが来た!先月は、オーストラリアで活躍する日本人コンサルタントが来日し、コラボレーションしようという話になった。実に不思議だ。。障害者になってからの方が世界が広がっている!それにしてもニューヨーク、オーストラリア、これまでの僕には全く縁のなかった都市だ。オーストラリアといえばダイビングをやっていた僕にとっては憧れの国でもある。皮肉なことに、もしもオーストラリアに今回のビジネスの関係で行くことになったとしてもこの体ではダイビングはできないだろう。それはちょっと悲しいがこんな体になってしまったにもかかわらず、今まで考えもしなかった世界につながりができ始めていることが実に不思議でとても嬉しい!人生って不思議なものだ。全く予測がつかない。
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NPO法人の事業内容が確定!

譲渡してもらったNPO法人の事業内容が確定した!ホームページ作成後にここで紹介しようと思いましたが、まだ原案の状態ですが本日公開しちゃいます。NPO法人の事業目的と概要当NPO法人は日本のモノづくり企業と世界を繋ぎ日本の産業振興を支援する団体です。日本企業の海外進出をあらゆる方面から支援サポートします。日本に眠る環境技術、持続可能な社会を実現するためのエンジニアリングを世界へアピールするためのサポートします。我々はその扉の鍵を用意しています。古くは江戸時代から日本のモノづくり産業は、「もったいない」という日本独特の思想から生まれた世界に誇る最高レベルの省エネ技術や再生リサイクル技術を持つ中小企業が数多くあります。2030年には資源枯渇の危機が訪れるといわれるなかで、持続可能な社会を実現するための特に日本のモノ作り企業が持っている省エネ技術や、環境技術(あらゆる方面での再生リサイクル技術)は、今、世界からますます注目されており、世界に発信すべきときです。しかし残念ながら日本のモノづくり産業は世界に向けてその技術を有効にアピールできていないのが実情であると考えています。現在、世界全体が環境...
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日本の伝統工芸「金継ぎ」に見る持続可能社会へのヒント

日本の伝統工芸に金継ぎという壊れた陶器のお茶碗を修復して再利用するという技術があります。東北大学のネイチャーテクノロジ石田研究室の西田先生がおっしゃっていたのですが、壊れた食器を修復して使うという文化が江戸時代のこの金継ぎという方法で再利用するというような文化は日本以外に世界の何処を探しても存在しない日本の誇るべき文化だそうです。これは鎖国という限られた江戸時代の世の中だからこそ育まれた持続可能社会のための文化だそうです。この金継ぎで修復された陶器は壊れる前の元の陶器よりも美しくデザインされるそうです。よって金継ぎは単なる器の修復にとどまらず、まったくさらに美しい器として蘇るのです。これこそ日本が世界に誇るべき文化だと思います。こういった思想こそが持続可能社会を実現するのではないかと思います。現在はエコロジーという名のもとに「エコロジー商品の大量生産と大量消費」が行われているだけであり。決してこれで持続可能社会が実現するとは思えません。省エネ商品を大量生産するのではなく、こういった「もったいないから再利用する」という発想が大切なのだと思います。モノづくりにおいても、一部の家電製品におい...
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またひとつ日本の技術導入が成約だ!

またひとつ日本の技術導入が成約決まった!今回はNPO法人の人的ネットワークを通してベトナムに導入が決まった。幹線ケーブルの埋設工事技術だ!これは低コストで正確に低コストで埋設できる技術で、メンテナンスノウハウも含め導入が決まった太陽光発電などの脚光を浴びるものではなく、地味な技術だが正確に、スピーディに低コストで埋設できるという日本ならではの技術である。日本には、海外へ輸出できる誇るべき技術はいくらでもある!そんな実感を持ちました。なのに政府もメディアも日本がもうダメだとかなぜそんなに不安を煽るのだろうか。この技術次はアメリカとオーストラリアへ提案だ!こういううれしいニュースがあると、不思議と体の痛みも和らぐ早くNPO法人のホームページを製作して日本にこのNPO法人のアピールしなきゃ!
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日本の生き残る道

僕の考える日本の生き残る道最近やっと、これから始めようとする事業(NPO法人事業)のコンセプトが明確に見えてきた。今日本の優秀なモノづくり企業の技術や製品を世界に発信し、ビジネスマッチングをサポートするという事業をし始めているが、ここにきてやっと目指すべき方向が自分の中で明確になってきた。僕がこの事業をスタートさせるきっかけになったのは自分が障害者になってしまったことによって「も何の役にも立たない人間になってしまった」という自暴自棄の思いから、せめて少しでも人の役に立つ人間になっていたいという気持ちから始めたことがここまで来たのですが、そういう自分を振り返って日本がこれかどうあるべきかということを考えると、全く同じだということに気がつきました。そして日本は単に環境技術輸出ではなく、世界に対して持続可能な社会のライフスタイル、そのつまりあるべき姿のビジョンを明確に掲げて、そのビジョンを達成するために必要な技術を日本から提供するというスタンスであるべきだと思っています。つまり世界に役に立つ国であり続けることが大切だということに気がつきました。例えば最近中国はアフリカのインフラ整備や資源開発...