日本の伝統工芸に金継ぎという壊れた陶器のお茶碗を修復して再利用するという技術があります。
東北大学のネイチャーテクノロジ石田研究室の西田先生がおっしゃっていたのですが、
壊れた食器を修復して使うという文化が江戸時代のこの金継ぎという方法で再利用するというような文化は日本以外に世界の何処を探しても存在しない日本の誇るべき文化だそうです。
これは鎖国という限られた江戸時代の世の中だからこそ育まれた持続可能社会のための文化だそうです。
この金継ぎで修復された陶器は壊れる前の元の陶器よりも美しくデザインされるそうです。
よって金継ぎは単なる器の修復にとどまらず、まったくさらに美しい器として蘇るのです。
これこそ日本が世界に誇るべき文化だと思います。
こういった思想こそが持続可能社会を実現するのではないかと思います。
現在はエコロジーという名のもとに「エコロジー商品の大量生産と大量消費」が行われているだけで
あり。決してこれで持続可能社会が実現するとは思えません。
省エネ商品を大量生産するのではなく、こういった「もったいないから再利用する」という発想が大切なのだと思います。
モノづくりにおいても、一部の家電製品において再利用を促す方向にあるようですが、
まだまだ状態だと思います。
壊れたときにすぐに簡単に修復できるような工夫をすべきではないかと感じます。
こういった発想やライフスタイルこそが持続可能社会実現のための技術開発のヒントになるのではないかと感じます。
投稿者プロフィール
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京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年に、いつの日か個人事業主や企業経営者のコーチや個人のライフコーチとしてコーチングビジネスをするスタートする為、コーチング認定試験に合格し、認定コーチとなり、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定。
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」です。