独り言

また息子に虚血発作が・・

今日、午前中小学校から電話があった。息子が、左の目のあたりと歯のあたりが痛いと訴えて保健室にきているという。息子の場合、単なる目の痛みや歯痛ではない可能性が高い。また虚血発作かもしれない!いやな感じだ。息子には僕のモヤモヤ病が遺伝している。息子もモヤモヤ病だと分かったのは、僕が脳出血で倒れた後の一昨年だった。幼稚園から連絡があり、息子さんが机から落ちて倒れたという連絡を受けたのは最初だった。僕の脳出血は僕がモヤモヤ病という基礎疾患に加え高血圧が重なったことが主な要因です。にもモヤモヤ病と言うのは難病指定されている脳血管に非常に細い毛細血管ができるという病気で小児の頃は、それが原因で虚血発作に発作が起こることは知っていた。僕が小児の頃は、適切な治癒方法がない状態だったので手の打ちようがなかった。しかし現在では脳血管のバイパス手術をすることでかなりの確率で治癒するということがわかったので、一昨年息子は、2回にわたって、脳血管バイパス手術を受けた。この手術は頭の半分を開頭するという非常にハードな手術である。この私も昨年の春に、再出血防止を目的に同じような脳血管バイパス手術を受けたが、術後の痛...
人間の生き方

失敗の人生と成功の人生

人生において、100のことをして、99失敗して一つだけ成功したとすればそれは失敗の人生だったのだろうか。それとも成功人生だったのだろうか.今、僕は思います。たとえ99失敗しても、一つは成功したのだから、ある意味で成功したと言えるのではないだろうかそれよりも、99の失敗に対して悲観してしまい悲嘆にくれることの方が本当に人生の失敗になってしまうのではないだろうか。それよりも、一つ成功したんだから、残りの99も成功するかもしれないと考え、だから少ない確率かもしれないけれどもその可能性にかけて挑戦することの方が大切なことではないか僕は脳出血によって会社を破産させてしまい、以前の会社は再起することは不可能になりました。ある意味ではこれまで築き上げてきたものが、すべて無になってしまったと言えると思います。考え方によっては「失敗の人生」になってしまうかもしれません。それでも、それまでの海外に向けて販路開拓をしてきた経験が僕にはあります。ある意味で海外向け販売に成功していたともいえる。今、その経験を生かすことができそうである。「こけたこと」を振り返るよりも、それまでの経験「成功体験?」を生かして、次に...
人間の生き方

こだわりと誇り

ときに職人さんの「こだわり」は賛美される。伝統工芸などの伝統技術の世界であればそれも良いかも知れない。しかし、未来に向かって進むときこだわりは禁物であと思うこだわりは、過去から積み重ねた努力の結果であるかも知れない。その築きあげた基礎があるからこそ、次のステップに踏み出すことができるのかもしれない。決してそれらを蔑ろにしろというのではない。こだわりとは、一種の誇りでもあるのではないだろうか。しかし誇りというものはそれを傷つけられたとき、必要以上に意欲に悪影響が出るものである。新しい未来に向かって、前に進むときそれは大きな壁となる僕自身がそうであった。人間、45歳にもなればそれなりに積み上げてきた「自分」というものがあるしかも築き上げてきた「モノ」をベースにした働き盛りの年齢でもある。そういうものが脳出血であっという間に消失した。その喪失感たるや僕にとって並大抵のものではなかった。この2年はそのことで苦しんできた。長い間「前を向く」ことができなかったしかしこの2年の間にどうすれば前を向くことができるのか悶々としながら考えに考えた結果僕なり結論は自分「自我」あるは「こだわり」を捨て去ること...
独り言

覚悟(自ら身銭を切るということ。リスクを負うということ)

企業経営者にしても、国の元首にしても、企業経営や国家運営については「覚悟」が必要だと思う。「自ら身銭を切るリスクを負う経営」これがあってこそ、本当の「覚悟」というものができるのであろう。その意味では、大企業の経営者より中小企業の経営者の方が、「覚悟」があると言えるのではないだろうか中小企業の銀行からの借入金はたいていの場合、社長の個人保証である。つまり会社が立ち行かなくなった時には、自分自身が返済していかなければならないのである。たとえば私は、倒れる前には約2000万円近く社長である僕が保証人となり銀行から借り入れをしていました。会社が倒産すれば、それは私個人の負債となり、金融機関から返済を迫られることになのである。1個人が2000万近くの借金をすることは大変な負担である。それこそ一家離散や自宅を追われる覚悟が必要だ。まさに、身銭を切るとはそういうことであると思う。大企業が銀行から、億単位借り入れをする際、その社長が自らの個人保証で借りることはまずないでしょう。だからたとえ会社が倒産したとしても、社長の座を追われるだけで、自らが個人で、負債背負うことは、まずないだろう。だから「覚悟」が...
人間について

法律と良識

社の経営などしているとしばしば「法律の壁」というものにぶつかります。法律に抵触しなければそれでよいでしょうか。?法律は所詮人間が作ったものです。「正義」を守るための完璧なものではありません。法律がカバーできない部分を補うのは「良識」だと私は考えています。私も弱小ながら企業経営をしたことがあるのである程度わかるのですが、ある戦略を打つ時に、それが法律に抵触するかどうかという問題が出てくることがしばしばあります。その戦略が法律上問題がなければ確実に利益が上がる戦略であるとしたとき、どうしても法律に抵触しないようにすることだけに気をとられてしまいがちです。どうすれば法律に抵触しないようにできるのか、これは悪い言い方をすれば法律の抜け穴を探す行為と同じだと思います。このときに気を付けなければならないのは、社会の「良識」と照らし合わせて問題がないかというところまで考えることができるかどうかと思います。企業というものはどうしても「利益追求」をしなければならないという宿命があるので、法律にさえ抵触していなければそれで良い。という判断になってしまいがちです。以前ライブドアのホリエモンが株式取引で時間外...
人間の生き方

健常者と障害者

「健常」とは体がしなやかに動き、力強く走ることができ、素早く身をこなせることではなく人の心の持ち方であると思うたとえ肢体が不自由で動かなくとも、燃えるような情熱を持ち、希望に燃える心安易を振り捨てる冒険心、保身せず、勇気を持って新しいことに臨む心がある者は健常者であると思う体に不自由がなくとも、現状に慢心し、情熱や意欲が萎え、保身を考え、挑戦の心を忘れた者こそ障害者だとは言えないかその意味で僕はいつまでも健常者でありたい
人間について

我慢なんてしたくない(無私無欲にこだわる理由)

僕が無私無欲にこだわる理由は単純です苦しみを我慢しなくてよくなるからと思うからです我慢とは------------------------------------------------------------------------------「我慢」は、自分に執着することから起こる慢心を意味し、「高慢」「驕り」「自惚れ」などと同義語であったという そこから意味が転じ、我慢は「我を張る」「強情」などの意味で使われるようになったらしい。 さらに、強情な態度は人に弱みを見せまいと耐え忍ぶ姿に見えるため、近世後期頃から、現在使われている我慢の意味となったとあります 我慢の元となる「七慢」は、「慢(まん)」「過慢(かまん)」「慢過慢(まんかまん)」「増上慢(ぞうじょうまん)」「我慢(がまん)」「卑慢(ひまん)」「邪慢(じゃまん)」で、それぞれの意味は以下の通りだが、文献によって解釈が異なる部分もあるという。 ・慢とは、他と比較しておごり高ぶること。 ・過慢とは、自分と同等の人に対し、自分の方が上だと思うこと。 ・慢過慢とは、自分より優れた者に対し、自分の方がもっと上だと思い誤ること。 ・増上...
独り言

音・・その「音」は孤独を癒す僕が障害を負ってまもない頃孤独感に苛まれた。一人で外に出られない一日中天井を見て過ごした日々・・息子や家内が外出するのが怖かった。この気持ちは体験した人にしかわからないであろう。。息子や家内が帰ってくると足音がする家の中でも・・ドアを閉める音床の軋む音物を置く音人が生活する音である。身近にひとがいる証拠であるこの音が心を寂しさから開放してくれた。家人が外出してしまうとこの「音」が消える。これが寂しい・・音それは僕にとって大切な人との「つながり」のように思えたのだった
人間について

スキルや知識より意欲と熱意

先日、オーストラリアで日本企業の進出の支援をしているコンサルタントの方とお話をしたとき、「日本の中小企業が海外進出するとき、英語など語学力は大きな壁になりませんか」と質問したところ決してそんなことはないということだった。問題は熱意と意欲であるそうだ。こちらが「本気」で熱意と情熱をもって相手に接すれば、語学力などなくとも、相手の人間性や「真剣度合い」は通じるもので、それさえあれば語学力のスキルは大きな問題にならないそうです。つまり真剣度合いを相手が感じれば、相手もその情熱に圧倒され、人間としての信頼関係が生まれてくるのだと思う。結果として、言語の障壁などはお互いの努力でなんとでもなるのであろう。言われてみれば確かにそうだと思います。僕を振り返って、刀剣の海外向け販売サイトを構築したとき、語学力はほとんどなかった。僕は高校時代に英検2級をとったことくらいだったので、実用的な英語はは全く知らなかった。でも僕は小さくても会社の社長という立場だったので必死だった。お客さんからのメールについては、拙い英語にもかかわらず、とにかく必死で返事を書きました。そして下記のQ&Aの掲示板に書かれた問合せにつ...