人間について

障害に「慣れる」なんて有り得ない

第三者からみれば、障害を負って3年も経過すれば、その人はその障害を受け止め、ある意味その障害に「慣れ」ていると感じているのではなかろうか。でも、絶対にそんな事は有り得ない!今後も、未来永劫、そんな事は有り得ない!先天性の障害者ならともかく(先天性の障害者が自分の障害をどんな風に感じているか僕にら分からないけれど)少なくとも中途障害者である僕には健常者の頃の元気な自分の記憶がしっかりとあり、それこそが「.本来の自分」であり、今の自分は偽物でしか有り得ない。ましてや、左片麻痺である僕には右半分に健常な自分が未だに存在するのだ!この右半分の健常な自分と記憶の中の健常者の自分がある限り永遠に障害を(受け止める事はしても)受け入れる事はないであろう。中途障害者が障害に「慣れる」なんて事は有り得ない。絶対に死ぬまで、、
人間について

全ての意欲である

人間の全ての行動の源泉は意欲である。そしてその意欲の源泉は希望であり、目標である。どんなに苦しくとも自分がこうしたいこうなりたい。それも、何が何でもこうしたい、何が何でもこうなりたいという希望というか志さえあれば、行動は起こせる。痛みにも耐える。不自由に対しても工夫する。問題はその希望がときに心から薄れるときがあることだ。これはいけない。それは環境のせいでもない痛みのせいでもない自らの心の中に志を達成したときのイメージができていないのだと思う志を達成したときの具体的イメージが細部までできていないレベルでは自分は、まだまだであると思う志を達成したときの具体的イメージが細部までしかもカラーでイメージできるまで心の修練をしよう。それでこそ心の中に本当の意味での意欲が芽生え、どんなに苦しい状況であってもそれを乗り越え具体的行動に移ることができるのだと思う。
人間について

感覚障害の世界

脳卒中による半身不随というとほとんどの人は手足が不自由「自由に動かないlこと」つまり運動麻痺をイメージするだろう。当たり前か・・でも脳卒中による障害とは運動麻痺だけではない。それこそ1000人の患者がいれば1000種類の後遺症(障害)がある。今日はその中でも第三者からはほとんどわかなない「感覚障害」について語ろうと思う。運動障害なら足の動きや手の動きが明らかに健常者に比べてぎこちないのですぐわかるが感覚障害については本人が口にするまでは絶対にわからないと思う。たとえ口にしても正確に伝えることが難しいのがほとんどではないだろうか。だからこそ医療関係者にも理解してもらえない。医療関係者に理解してもらえないから治療法(感覚障害のリハビリ手法)も確立できない。そんな状況ではないだろうか。今回僕は第三者、特に健常者にできる限り的確に伝わるのではないかと思う表現で書いてみることにトライする。僕が自分が「感覚障害」という障害のなんだと痛切に思い知らされたきっかけがある。それはあるとき、といってもリハビリ病院から退院してしばらくしたときのことだった。両親に車に乗せてもらって(僕は助手席に乗って「シート...
人間について

もしもぼくが政治家(特に総理大臣)になれたなら・・

もしももしももしももしももしももしも万が一つにでも億がひとつにでもぼくが政治家(特に総理大臣)になれたなら・・ぼくにはどうしてもやりたいことがある。それは・・ぼくの持っている再生可能エネルギー技術の知識を総動員して原発に変わる電力供給システムを作ること。です以前の何とか言う総理のように具体策のない思いつきではないと思っている。1.僕は最新型の薄膜式の太陽光発電パネル技術を持つベンチャー企業の社長を知っている。2.僕は今東京電力と日本ガイシが進めようとしている大型で長寿命の蓄電池であるNASバッテリーよりも更に大型で長寿命の蓄電池で、しかもNASバッテリーより絶対的に安全な最新型レドックスフロー蓄電池技術を持つベンチャー企業の社長を知っている。3.僕は現在主流の3枚羽根の風力発電装置よりも数倍発電効率が良く、且つ低周波騒音の無い最新型風力発電技術を持つベンチャー企業の社長を知っている。4.僕は日本でほとんど失敗していバイオマスメタン発酵によるエネルギー供給を唯一成功させたベンチャー企業の社長を知っている。1.の薄膜式の太陽光発電パネル技術を利用すれば、こまで設置できなっかった工場や倉庫や...
独り言

やっぱり日本の官僚ではどんなに優れていてもベンチャー企業の技術で国家事業はできない

昨日の僕のブログを見てご主人が経産省関連のお仕事をされてい方からメッセージをいただきました。そっれを読んで愕然としました。なんと霞が関では、あのSONYですら、新興勢力と見なされているそうで国の指定業者にはなれないそうなのです!霞ヶ関の東大組は石橋を叩いて叩いて叩きながら「いいですね、そのアイデア、いいですね、私、やりますよ」と言いながら、最後は橋の袂にかくれんぼ。絶対に渡らないそうです。やっぱり三井、三菱、住友、東芝、日立しかないのか!でも僕は知っている大手化学メーカーS電工が失敗した蓄電池の開発をベンチャー企業が成功していることを・・・そして三菱重工にできない風力発電装置の開発をベンチャー企業が成功していることを・・それでもやっぱり霞ヶ関の東大組は旧財閥系企業が好きなようです。僕も以前、欧米の企業が外国に営業に行くときにはその国の政府関係者がたくさん同行しているのを見て驚いたことがあります。日本では絶対にありえないことです。民間企業のやることに政府関係者は一切知らん顔ですね。これでは家電が韓国のLGに負け、半導体に負けてしまうのも無理はない。それどころかコンテンツ産業までもうすぐ追...
人間について

ベンチャー企業の優れた技術力を国家事業にできない日本

先日、イギリスが国家事業として波力発電(海の波の力を使った発電システム)の開発に取り組んでいるというTVを見た。5年後になんと原発2基分の発電を目標にしているという既に開発された波力発電1基で2万世帯分の電力を賄うというから驚きだ。イギリスの波力発電のABCニュースでの報道最も驚いたのはこの技術がたった6人のベンチャー企業が開発した技術だということだ。日本には絶対マネのできないことだと思った。なぜなら日本政府(具体的には経産省などの官僚)がたった6人のベンチャー企業が開発した技術を国家事業として取り上げ後押しするとは思えないからだ。霞が関の高級官僚には絶対にできない。(今の政治家にその判断をできる政治家ができる政治家がいるとは思えないから事業化の実権を握る霞が関の官僚ができなければどうにもならない)なぜなら彼らがも最も恐れるのはリスク(挫折)だからだ。東大卒などというエリートという自分の「栄光?」に傷がつくからだ。彼らがもし国家公務員を辞めさせられたら、屋台のラーメン屋から始めるような根性はあるだろうか。たぶんないだろう。佐川急便で働いて資金をゼロから貯めて事業を興せるだろうかたぶんダ...
人間について

生きる意味

僕は半身不随の障害者になってからというものずっと生きる意味について考え続けた。いや考えさせられた。毎日が不自由で・・・痛くて・・・痛くて・・・痛みに耐えて・・痛みに耐えて・・そんな苦るしみに耐え続ける・・そして耐え続ける・・他にも必死で守ってきた自分の会社は破産・・大切にしていた従業員も解雇せざる得なかった・・こんな精神的苦しみに耐えてきた。今も思い出すと苦しいその上、息子にまで自分のもやもや病が遺伝したことが発覚・・まだ5歳だった息子にリスクの高い脳手術を受けさせなければならなかった。それでも生きなければならないのかなぜ僕はこんなにまで苦しまなければならないのかこれでも生きていると言えるのかいったい何のために僕は生きているのか?苦しむために生きているのか?生きる意味とはいったい何なんだ!自問自答し続けてきた。そんなとき、あのダライ・ラマの言葉が耳に入ってきたあるインタビュアーがダライ・ラマに聞いた「生きる意味と何ですか」「わかりません」・・ダライ・ラマ「・・・」「ひとつだけ言えることがあります。それは人間には生きる権利があるということです」「生きる意味は分かりませんが、人には生きがい...
人間について

痛めつけられれば痛めつけられるほど強くなるのが人間

僕は叩かれれば叩かれるほど強くなるような気がしているそればら僕はまるでM(マゾ)ではないか(笑)でも意外と人間ってそういうものではないだろうか機械は使えば使うほど摩耗が激しくなり、無理をすればするほど壊れる自動車も走れば走るほど、タイヤハは擦り切れ弱くなるでも人間は逆だ走れば走るほど、強くなる身体をいじめれば、いじめるほど身体は鍛えられ強くなるのだ。また人の精神も同じだと思う僕も障害者になってからというもの痛みと不自由さに「攻められている」そして攻められれば攻められるほど自分が強くなってきているように思う。精神的にもそうだ。小さい弱い柱だったかもしれないけれど、一家の大黒柱だった僕が障害者となって「倒れてしまった」ことで身内で予想外の揉め事が起こった仮家庭でも「軸」がブレると全体がちょっとしたことでトラブぶるものだ建築物と同じと思った。思わぬトラブルの連続で精神的にも相当「叩かれた」でも今思うとその分精神は鍛えられ以前より「かなり」強くなったように思う。だから僕は最近、障害は自分鍛え強くしてくれる絶好のツールだと思うようにしている。僕の携帯電話の待ち受け画面にはこう書いてある痛みは忍耐...
独り言

昔、関空から見ていた未来

今から九州に行くために、今、関空に居るなんだか妙に感傷的になっている関空といえば、僕がスキューバダイビングをするためにいろんな南の島へ行くための出発点だったからだ。でも、もうスキューバダイビングなんてできない身体になってしまった。毎日が病いとの格闘の日々、、そういえば、海外で挙げた結婚式もここが出発点だった。もう19年前か、、 あの頃は明るい未来に燃えていたよな。。こんな未来になるとは予測もしていなかった。でも、明るい未来が無くなったわけではない!当時考えていたような未来はもう望めないかもしれないけれど、この身体でできる新たな、そしてもっと大きな未来を見つけなきゃ!あの頃より僕はずっと強くなっているはずだから、、あの頃もこの待合室で未来への期待と不安でいっぱいだったよな。そして今も、全く別の期待と不安でいっぱいになっている。空港って、不思議な場所だ。iPhoneからの投稿
独り言

さあ今からいざ九州へ!

今日は今から火の国九州へ出発だ!片麻痺患者の革新的な妥協なき回復を志にしているという理学療法士さんとの初対面だ!正直、期待半分、警戒半でも彼の志と熱意が気に入ったから行くのだ。少しでも今までとは違う麻痺改善のきっかけや兆しが見つけられればそれで良したとえ見つけられなくとも、僕は変わらない不自由は益々僕に生きる知恵を与え賢くなり、痛みと痺れは僕の忍耐力を強靭にするそして僕は益々強くなるのだ!ただ今日は関空からLLCのピーチ航空だまだ受付ウンターが遠いそうだ。ただでさえ広い関空、チェックイン時間にこの痺れる足で間に合うか、途中でへばらないかそれが心配だ。福岡空港も初めて・・た万が一ヘバッても、間に合わなくっても、そこで僕は次はこの身体でヘバらない、間に合うための対応策を考えるだろうそこでまた一つ知恵が生まれる。そんな「障害」によって僕は進歩するのだ!着実に・・さあ出発だ1時間は余裕を見ている焦らずゆっくり行こう。