人間について 障害者になることによって「空」になれたのかも知れない。
最近思う・・僕は障害者になることによって「空」になれたのかも知れない。いや「空」にほんの少し近づけたのかも知れない。倒れる前の健常者の頃の僕は小さな会社のくせして、少し驕っていたかもしれない。経営者気取りで・・自分は何か大きな経済的成功でもできると錯覚していたのかも知れない。それは「欲望」によるものだったような気がする銀行から身の丈に合わないかなりの借り入れをして、目の前にかなりの会社の預金があることをいいことに生活も放漫になっていた気がするそんなお金、自分の実力でも何でもなくただの借金に過ぎない事に気付かずに・・でもそれが今、会社もなくなり、お金もなくなり、身体の機能まで無くなってしまった。あるのはこの何もできない障害を負った身体だけ。。今の自分は本当に智力も体力も何もない。そうなってはじめて他人の力を他人の智力や体力を借りなければならないことに本能的に気付いたような気がするそのためには自分の欲望を前面に出すわけにはいかない事にも気付いたような気がするそして何もできなくなった今、初めて自分の欲望が「人の役に立つ人間でありたい」という気持ちに変化したと感じる。この障害を負った何もできな...
